2009.06.16

クラウド祭り

先日、妻が僕に次のように言いました。

「やっと最近、あなたを刺してやろう!という感情が無くなったよ。」

嬉しいような、恐ろしいような複雑な気分の千葉です。

逆に僕にしてみれば、最近、妻を刺したい事象が多くて、つくづく夫婦って難しいなぁと、しみじみ思ったりしています。誰かアドバイスを下さい。ホント、お願いします。

==ここから補足(2009/6/29)

と、ここまで書いて公開したのですが、やはり内容がドギツイので背景的な話を追記します。

どこかでちょこっと書いたかもしれませんが、30代前半の2年間を、気分障害–いわゆる「うつ病」–闘病しており、ほとんどの時間を布団の中で過ごしておりました。

冒頭の夫婦の会話は、先日NHKで放送されたドラマ「ツレがウツになりまして」を見ていたときの一言でした。原作は、書店に並ぶのと同時に買って読んだのですが、うつ病について家族と患者という切り口で表現されていたものは、それまで存在せず僕だけでなく妻も色々な面で助けられました。

僕自身は経験者なので患者の苦しみは良く分かりますし、一般的な本でも触れられています。しかし、家族の苦しみって、どこにも情報が無いんです。そして、実際のところ家族がどれ位大変かというと

「刺したい」くらい

なんです。極悪人であればともかく、病気であるということが尚更辛かったと思います。

・・・・

僕は2年間の療養の後、社会復帰しても予防的に病院に通い服薬を続けていたのですが、先日、病院の先生から

「もう大丈夫だね」

ということで、晴れてこの病気から卒業しました。そして、このタイミングで、このNHKのドラマが放送され

「やっと最近、あなたを刺してやろう!という感情が無くなったよ。」

という妻の言葉につながります。つまり、この妻の言葉は、

うつ病患者家族からの卒業宣言

なのです。病気ということで、それまで、妻からちょっと特別待遇を受けていたのですが、これはもう必要ない宣言でして、

本来、夫がすべき仕事はちゃんとやれ!

ということになり、家庭での仕事が増え、その結果

「逆に僕にしてみれば、最近、妻を刺したい事象が多くて・・・」

というコメントを引き出すことになったのでした。

===ここまで

さて、近頃流行りのクラウドコンピューティングについてです。

クラウドについては、大方の人が予想していたより相当早いスピードで展開しています。クラウドといえばGoogleやAmazonな話でしたが、自社でクラウドを持ちたいとか、クラウドなサービスを立ち上げたいという話に完全に変わりました。

先日のアメリカ連邦政府のRFIの中では、具体的にクラウドコンピューティングに関する定義がされていたし、Eucalyptusの様なアプリケーション?が登場したり・・・。このEucalyptusはAmazon EC2相当の機能を持っているので、理屈の上では、誰でもEC2相当のクラウドを作れたりします。しかもライセンスはBSDライセンス(つまりOSS)。

まぁ、要するに、

クラウドコンピューティングとやらを持ってこい!

というのが、現在の状況のようです。

この様な状況の中で、何故かクラウドコンピューティングのアーキテクチャーを設計している自分がいたりします。普通に考えれば、そんな大それたことをやっていても無駄の様に思いますが、一向に求めるものが出てこないので仕方ないなぁーっという感じで作業しております。

でもですね、実は、それほど大それた考えでも無いと結構本気で思い始めています。というのは仮想化や主要な機能をAPIからコントロールできる基礎技術はほぼ揃っている(そして、コモディティ化している)ので、純粋にどう配置するのかという問題に帰着できるからです。つまり、スクラッチから作る必要なんて全く無いです。

Eucalyptusが、ずっと以前から夢想していたアイディアとほぼ同じであること知ったとき結構感動しましたが、いざワクワクしながらソースコードを読んでみると、実装については結構課題が多そうな感じで、これまた複雑な気分。結局、自分が本当に欲しいものは自分から働きかけて作る必要があるのですよ。その昔、欲しいアプリケーションは自分で作るという時代がありましたが、いつの間にかベンダーに完全に依存している体質になっている自分に気が付きました。

・・・

・・・と大きいこと書いていますが、実は結構不安だったりもします。

なので、あんまり期待しないでくださいね(ハート)。

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